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【漫画で本紹介】さみしい夜にはペンを持て

ぽち
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ぽち
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おはようございます。今回は、古賀史健さんの作品「さみしい夜にはペンを持て」を読了したので紹介します。

 

日記が続かない本当の理由をあなたは知りたくありませんか?

 

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この作品を選んだ理由

表紙がきれいすぎたのと、タイトルに惹かれて購入しました。

海の中を舞台に物語小説になっているのでとっつきやすそうでした。

実際、小説を読んでいるみたいに読めました。

難しいと感じたことでもタコジローが質問をしてくれるので嚙み砕いて説明してくれてすんなり私の中に言葉が入ってきました。

日記、手帳が好きな人はぜひ読んでほしいです。

  

こんな人におすすめ

読書初心者

手帳が好き

勉強しても頭に入ってこない・・・なぜ?

勉強についても触れているのでぜひ行き詰っている人も読んでほしいです。

登場人物

タコジロー

中学3年生のタコ。

学校でいじめられており、学校をさぼって公園に行ったところヤドカリのおじさんと出会う。

 

ヤドカリのおじさん

公園でタコジローと出会い、書くことの大切さを説く。

 

あらすじ

 

感想

学校でいじめられるタコジロー

自分がタコであることで学校でトビオたちにいじめられてしまうタコジロー。

緊張してしまうとすぐに顔が赤くなって、慌てて言葉を発しようとすると口の端から黒い墨がにじみでてしまい、からかわれてしまいます。

自分がなぜタコなのか、どうしてみんなと違うのか。

タコジローは自分を責めてしまいます。

そんなある日、運動会で選手宣誓をすることに決まってしまいます。

そんなことをしたら、また顔が赤くなってしまって笑いの的になってしまう…。

そう思ったタコジローはいよいよ学校から逃げ出してしまいます。

 

ヤドカリのおじさんとの出会い

公園で学校のことを考えていると、タコジローはおじさんと出会います。

おじさんの殻の中に誘われてタコジローは殻の中に入っていくことに。

殻の中は広い空間で、ヤドカリのおじさんはタコジローの悩みを聞いてくれました。

そこで、言葉の持つ力や書くことがしゃべることよりもずっとまとまって整理できることなどを学びます。

そして、おじさんはあることをタコジローにすすめます。

 

10日間日記を書く

10日間日記をおじさんに見せることをタコジローは約束しました。

それになんの意味があるのか、どうして日記を書かないといけないのか、タコジローは半信半疑だけど、約束通りおじさんに日記を見せることに。

日記を通してタコジローはヤドカリのおじさんと仲良くなっていきます。

 

書くということの大切さと、これまでの考えが覆る物語仕立てで読みやすい小説です。

この小説を読んだことにより、私も自分のダンジョンを攻略したくなってきました。

 

心に響いた言葉

この言葉、私の中ですごく印象に残りました。

「約束」って、人とすると裏切ってしまったときに心苦しいし、重く感じてしまいます。

なので、人との約束って思わずに「自分との約束で自分で決めたこと」とちゃんと思うことで約束を「する」という形にするのが大事だなと感じました。 

 

相手が「わかろうとしない」ことで伝わらないということに気づかされた言葉です。

たしかに、自分一人で分かっていて語っていても「わかってもらおう」と「わかりたい」がないと独りよがりになってしまいますよね。

聴き取ることが苦手なのでとても勉強になりました。

何か説明するときがあっても、何を先に言えば、どういう順序で言えば「わかってもらえるか」ということを考えていなかったのでこれから気を付けようと思います。

 

実行したいこと

日記をつける

これまで日記をつけようとしたことは何回もありました。

しかし、やっぱり続かず…。

この本を読んで、やっぱり日記をつけるの良いなって思いました。

これまでの日記のつけ方とは思考が180度変わった気がします。

これまでは、その日の出来事をたんたんと書いていっていただけでした。

けどこの本を読んで、出来事だけではなく自分のその時の気持ちや考えたことを書くことによって「自分」というダンジョンを冒険していくことができるということを学びました。

私も「自分」というダンジョンを冒険してみたいです!

 

愚痴や悪口は過去形で書く

これは目から鱗でした!

この発想はなかったので活用していきたいです。

実は昔愚痴ノートってものを書いていて、自分の言葉をそれに書きなぐっていた時がありました。

ストレスは確かに発散できたのですが、それを「過去」にするのが難しかったです。

本書には「過去」にすることによってネガティブな感情と自分との間に距離をとることができると書かれています。

そして、過去形にすることで完結することができるってところがいいですよね。

今後取り入れていきたいです。

 

あとがき

ヤドカリのおじさんの話は私の中で何回も聞きたい言葉ばかりでした。

「書く」ということは「考えること」であること、自分のダンジョンを冒険するということ、考えを書いていくことによって日記を長く続けることができること。

そういった学校では教えてくれないことをたくさん知ることができました。

これから忘れたら読み返すを繰り返して私の中に落とし込みたいです。

 

ぽち
ぽち

ってことで今回は古賀史健さんの作品「さみしい夜にはペンを持て」でした。

選書の参考になれたらうれしいです。

最後に古賀史健さんの他作品と、読書初心者向けの本を紹介しています。ぜひ覗いてみてください

それでは!

 

Audible

「さみしい夜にはペンを持て」はAudibleで現在取り扱っていませんが、7月に更新があるそうです。

乞うご期待!!

少しの隙間時間でも聴くことで読書ができるのでおすすめです!

 

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マイペースに本を読んでその本のあらすじを漫画にして紹介しています。 少しでも本に興味がある人が増えたら嬉しいです。 イラストを描くことと手帳と本が好きです。
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