2024年11月の【最近読んだ本】
おはようございます!
今月も良書が多くてやばいです!
先月についてはこちら↓
今月読んだ本
今月読んだ本を紹介します。
今月は4冊読みました。
法廷占拠-爆弾2-/呉勝浩
あらすじ
連続爆破事件時より1年が経ち、5回目のスズキタゴサクの裁判が始まった。
「連続爆弾魔」ということで、その裁判は傍聴席を確保するのもやっとというくらいに人気が高かった。
そんな裁判が始まって間もなく
「異議あり」
傍聴席から言葉が発せられ、一人の青年が立ち上がった。
そして、天井に拳銃を突き上げ発砲、青年は法廷を占拠した。
人質は約100人。
犯人である青年の要求は「死刑囚の死刑を執行すること」。
そして、その手にあるのは爆弾と思われる物ー。
警察も動き出し、緊迫した交渉が始まる。
犯人はどうしてこの裁判を選んだのか?
「爆弾1」でも登場した類家が語る3つの思惑とは??
「爆弾1」の待望の続編!!
最初っから最後まで予想だにしない展開ばかりで手に汗握りました!
「爆弾1」も面白かったけど、更に面白さがパワーアップした気がします!
警察内部の関係性やスズキタゴサクの頭の良さが更に浮き彫りになった作品でした。
まだまだ続きそうなので、更に続編待ってます><
最後の秘境東京藝大-天才たちのカオスな日常-/二宮敦人
あらすじ
東京藝大、そこは入試倍率が東大のなんと3倍と言われてるくらいに入るのが困難な上野にある芸術大学。
その名前を聞いたことがあるだろうか?
その中で学ぶ学生たちは「普通」とは少し違う生活をしている。
作者である二宮敦人の妻はそこで彫刻を学んでおり、なんでも創ってしまう。
ガスマスクさえも藝大の中で買えてしまうその謎さに心を惹かれた作者は藝大について調べることに。
果たして、その藝大の実態とはー?
自分では確認できないことをこの本では書かれているのですごく学べた一冊です!
音大と藝大の違いや、関係性や、それぞれの高みについて知ることができます。
タイトルのような「カオス」さもあるけど、その中で共通するのは「熱さ」だと感じました。
どちらも学ぶ意欲に執着しているのでその「熱さ」を感じれたのがいいなと感じました。
私にもそんな熱さがほしいです。
余命3000文字/村崎羯諦
あらすじ
「小説家になろう」で活躍中の作家である村崎羯諦(ぎゃてい)の作品が書籍化。
ショート・ショートが26作品収録されており、どれも一筋縄ではいかない物語。
カオスな設定やどんでん返しも堪能できる、隙間時間のお供に!
どの作品も短いので5分あれば読み切ることができます。
私が好きだったのは「出産拒否」と「精神年齢10歳児」です。
どちらもありえない設定だけど、矛盾を感じないゾクゾクした作品でした。
檸檬先生/珠川こおり
あらすじ
音や数字に色がついて見えてしまう「共感覚」。
そんな特別な感覚に悩まされる小学3年生の少年がいた。
人と違うため友達もできず、いじめられてしまい、音楽室に逃げ込んでしまう。
すると、ピアノの音が聴こえてくる。
「十二色相環」
ピアノを弾いていたのは同じ共感覚を持つ中等部の檸檬色の少女だった。
小学三年生の僕は檸檬先生のおかげで生きるための術や共感覚との付き合い方を学んでいき、黒く映っていた世界がどんどんカラフルに色づいていく。
そして、檸檬先生はー。
普通とは何か、人と違って苦しんでいる人に読んでほしい一冊。
夏目漱石の「こころ」を彷彿とさせる物語でした。
檸檬先生と僕との関係性にドキドキしたり、笑ったり泣いたりしてしまいました。
かといって恋愛小説というわけではない、繊細な部分を刺激されました。
途中で読むのを辞めた人がもしいたら本当にもったいないので最後まで読んでみてください!
檸檬先生の本当の心中を知ろうと思ったら心を抉られました。
どの作品もよかったけど「爆弾シリーズ」は今後も追っていきたいです!
10月購入本
法廷占拠-爆弾2-/呉勝浩
あらすじ
連続爆破事件時より1年が経ち、5回目のスズキタゴサクの裁判が始まった。
「連続爆弾魔」ということで、その裁判は傍聴席を確保するのもやっとというくらいに人気が高かった。
そんな裁判が始まって間もなく
「異議あり」
傍聴席から言葉が発せられ、一人の青年が立ち上がった。
そして、天井に拳銃を突き上げ発砲、青年は法廷を占拠した。
人質は約100人。
犯人である青年の要求は「死刑囚の死刑を執行すること」。
そして、その手にあるのは爆弾と思われる物ー。
警察も動き出し、緊迫した交渉が始まる。
犯人はどうしてこの裁判を選んだのか?
「爆弾1」でも登場した類家が語る3つの思惑とは??
「爆弾1」の待望の続編!!
この本は買った後すぐに読み始めました!
ってことで、最近読んだ本の中にも入っています。
スズキタゴサクは完全なる犯罪者なのに、また会えるということに喜んでいる自分がいsます。
「爆弾1」が衝撃的だったので、滅茶苦茶期待して読んだら、それ以上に楽しませてもらって大満足です。
流星ワゴン/重松清
あらすじ
家族小説の新境地。直木賞受賞後の初の長篇。
ひきこもり、暴力をふるう息子。
浮気を重ねる妻。
会社からはリストラ寸前……死を決意した37歳の僕は、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴン車に乗り込んだ。
37歳・秋
「死んでもいい」と思っていた。
ある夜、不思議なワゴンに乗った。
そして――自分と同い歳の父と出逢った。
僕らは、友だちになれるだろうか?
28歳のときぼくは父親になり、父は「おじいちゃん」と呼ばれるようになった。
親になってからの日々は、時間が重層的に流れる。
小学5年生の長女を見ていると、小学5年生の頃の自分を思いだし、その頃の父のことも思い出す。
少しずつ、昔の父のことがわかってきた。
こどもの頃はあれほどおっかなかった太い腕が、じつは決して太くはなかったんだとも気づいた。
長生きしてほしい、なんて口に出すのは嫌だから、ぼくは父親と家庭の物語を紡ぐ。――(重松清)
Amazon説明
この作品は有名ですね。
表紙のシンプルさに惹かれて購入しました。
あらすじを読むと私の中でグッとくるものがありました。
私の年齢の時の親ってどんなんだったんだろう?
シンデレラ・ティース/坂木司
あらすじ
大学2年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。
個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって……。
サキの忘れられない夏が始まった!
Amazon説明
歯医者は私も苦手なので主人公に親近感。
安心安定の坂木司さん、読むのが楽しみー!
バーティミアス1~3巻/ジョナサン・アンソニー・ストラウド
あらすじ
魔術の中心都市、ロンドン。
修行中の魔術師が、師匠に内緒で、5010歳の妖霊バーティミアスを召喚した。
魔術の中心都市、ロンドン。
修行中の魔術師が、師匠にないしょで、妖霊を召喚した。
自分を辱めたエリート魔術師に復讐するためだ。
呼び出されたのは、5010歳のバーティミアスだった。
ヒヨッコ魔術師とベテラン妖霊の奇妙な冒険が始まる。
「バーティミアス」は、世界30カ国以上で出版され、日本でも80万部を売り上げた人気シリーズ。
三部作の第一部にあたる「サマルカンドの秘宝」を、3分冊で発売します。
本書は3分冊の1巻目。
Amazon説明
この作品は私の青春の一冊でもあります!
数年ぶりに見かけて衝動買いしてしまいました。
3冊揃ってたのはレアすぎなんですよ…!
画像は文庫の9冊タイプですが、私は単行本サイズ3冊です。
読むのが楽しみすぎる(*´ω`*)
読む量と買う量が釣り合っていないです!
11月は本を借りたりもしているので更に積読が増えそうですw
最後に
漫画だけ読みたい方はInstagramもやっているのでぜひそちらを覗いてみてください。
Xもリンクからぜひ遊びに来てください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!