【本紹介】怒るカラダ
おはようございます。今回は、おのころ心平さんの作品「怒るカラダ」を読了したので紹介します。
怒ったときに怒るカラダの変化について知る本
総合おすすめ度
おもしろさ
共感度
実用性
読みやすさ
学び
この作品を選んだ理由
この本は職場の方に借りた本で、いつも私が読むのとはまた違った系統の本でした。
自分では選ばない本なので新鮮な気持ちで読むことができました。
こんな人におすすめ
作者について
おのころ心平さんは大学卒業後22歳から約30年カウンセラーを務めており、潜在意識とカラダの関係について研究し、独自のカウンセリングを確立している。
概要
「怒り」という感情は人間とって不可欠なもの。
しかし、現代の社会ではその怒りを上手に発散するのは難しい。
本書は、怒りによって起こるカラダの異変、矛先、そして性質について解説されており、性質を知ることで「怒り」との上手な付き合い方や対処法について知ることができる内容となっている。
感想
怒りと痛みの関係
怒ると「頭にくる」「腹が立つ」などの言葉があるように、怒りによって起こるカラダの不調との関係が描かれています。
「頭にくる怒り」「眉間にくる怒り」「喉にくる怒り」「胸にくる怒り」「骨盤にくる怒り」「背骨にくる怒り」。
この6つの怒りによって起こる怒りの矛先、カラダの不調、性質について特に書かれています。
私は喉の怒りと胸の怒りが特に共感しました。
社会人ならば特に当てはまる人が多いのではないでしょうか。
喉と胸にくる怒りの対処法
6つの種類の怒りの中でも私が特に共感した怒りについての性質と対処法について。
「喉にくる怒り」の特徴は「だんまり」「むっつり」をしてしまう・・・私じゃん!?
この本には「言い任されてしまう」と書いてありますが私の場合、言っても無駄って気持ちが勝ってしまうんですよね。
対処法は「言いたいことを言葉にすること」だそうです。
私の場合言い過ぎてしまってもっと悲惨なことになってしまうので残念ながらあまり参考になりませんでした。
よく相手の胃に穴をあけてしまうので・・・。
次に「胸にくる怒り」について。
こちらは自分の良識や自分の大切にしてきたものを踏みにじられたときに感じる怒りだそうです。
そんなときに役に立つのが「自分と自分以外の区別をつけること」。
要は客観視することだという風に私は解釈しました。
確かに、どんなにショックな出来事があってそこから怒りが沸き上がっても客観視することで軽減できる気がします。
これは実践していきたいです!
怒ったときの「やること」を決めておく
怒りとの付き合い方として「良い香りを嗅ぐ」「音楽を聴く」などで心を癒すという方向性はもちろんありますが、怒ったときのやることリストを作ってそれを実行するのもいいとも書かれています。
例えば「ピカピカに何かを磨く」「断捨離する」「決まったスペースを掃除する」など。
怒りのエネルギーを何かにぶつけることによって心もカラダもスッキリします。
今度から私も実践しようと思います(*´ω`*)
私の場合怒ったら紙に愚痴を簡単な言葉で書いて破って捨てて「スッキリした♪」って声に出して鎮めることが多いです。
愚痴を細かに書くと記憶に残ってしまうので簡単な言葉で愚痴をいうのがポイントです。
あと、今も少しやってしまいますが、「食べる」ことでの解消は本当によくないですね。
本書でも書かれていました(笑)
これまでに読んだことのないジャンルの本だったのですごく勉強になりました。
あとがき
怒り=カラダの不調という発想がこれまでになかったので対処法や考え方が参考になりました。
自分自身について知ることって大切なのでもっと知っていきたいなと感じました。
ってことで今回はおのころ心平さんの作品「怒るカラダ」でした。
選書の参考になれたらうれしいです。
最後に他の自己啓発・ビジネス書と、読書初心者向けの本を紹介しています。ぜひ覗いてみてください
それでは!
他作品紹介
自己啓発・ビジネス書
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