本紹介

【本紹介】エミリの小さな包丁

ぽち
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ぽち
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おはようございます。今回は、森沢明夫さんの作品「エミリの小さな包丁」を読了したので紹介します。この記事は昔の記事を転用いたしましたので漫画はありません。

 

この作品には

5回泣かされました!!

読んでいる時常に目がガビガビ状態でした。

 

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この作品を選んだ理由

本屋さんで推されており、表紙の温かさと、タイトルに惹かれて購入しました。

森沢明夫さんの作品は初めてでしたが、読了後は文章の温かさの虜になりました。

 

こんな人におすすめ

読書初心者

癒されたい

人間関係につかれている

 

登場人物

エミリ

都内での 生活に疲弊してしまい、祖父の家へと大人の夏休みをとる。

 

祖父

母方の祖父。

エミリを迎え入れ、鈴を作りながら生活している。

 

あらすじ

25歳のエミリは、都内で恋人に裏切られ、仕事を辞めてしまうことに。

そんなとき、15年会っていなかった祖父へ連絡をとり、舞台となる千葉県龍浦へ大人の夏休みをとることに。

そこでは、海でとれた新鮮な魚と優しい人々だった。

 

祖父の料理がこちらの胃袋も心も満たしてくれる、感動作。

 

 

感想

この本を読むときはティッシュとハンカチを必ず持って、外で読まないようにしてください。

冒頭にも書きましたが、私は5回泣かされました。

この物語は、現代版「西の魔女が死んだ」と言ってもいいのではないかと私は思いました。

 

中身は全く違いますが、西の魔女が死んだは、逃げてもいいということを教えてくれる本です。

「エミリの小さな包丁」は心の鍛え方が記されているように思いました。

心のあり方については自己啓発本で書かれていることが多いですが、残念ながら響かないことが多かったです。

しかし、この本の内容はするりと入ってきました。

それだけ主人公のエミリの祖父である、大三おじいちゃんの存在が大きかったように思います。

この本を読んで、やっと自分を認められた気がします。

心に響いた言葉

都会での友達が遊びに来て、エミリの過去を暴露されてしまったため、田舎での噂になってしまうエミリ。
おじいちゃんに迷惑をかけてしまうことになったエミリは落ち込んでしまいます。
逃げてきた田舎からも逃げようかと迷っているときに大三おじいちゃんがかけた言葉。

田舎での噂話に私は飽き飽きしていたので、すごく気持ちがわかる分読んでいて辛かったです。
それを、こういう風に声をかけることが出来るおじいちゃんは本当に素晴らしい人だと思いました。

 

昔、小学校の先生が似たようなことを言っていたことを思い出しました。

「お母さんも、お父さんも子育てをするのは初めてってこと考えたことありますか」

すごくハッとさせられた言葉だっただけに、今でも覚えています。

そういう物の見方ができるようになりたいです。

まだまだ私も未熟であることを自覚して、人の良いところを真似し、悪いところは反面教師にしてきます。

世の中の人はみんな先生であることを覚えておこう。

この作品では名言でも私を癒してくれました。

 

他メディア化

映画

してほしい!

待ってます!

  

あとがき

魚料理がたくさん出てくるので、飯テロ作品でもあります(笑)

絶対に魚料理が食べたくなると思います。

私もサバの味噌煮をこの本を読んでからすぐに食べました(;^ω^)

おじいちゃんが良い人すぎて、絶対みんな好きになると思います。

フミさんの秘密と包丁の秘密と表紙の秘密を知ったとき、感動間違いなしの物語でした。

 

ぽち
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ってことで今回は森沢明夫さんの作品「エミリの小さな包丁」でした。

選書の参考になれたらうれしいです。

最後に森沢明夫さんの他作品と、読書初心者向けの本を紹介しています。ぜひ覗いてみてください

それでは!

 

Audible

「エミリの小さな包丁」はAudibleでも楽しむことができます。

少しの隙間時間でも聴くことで読書ができるのでおすすめです!

 

Audibleを始める

 

ナレーターは声優の松浦寧々さんがつとめています。

 

他作品紹介

森沢明夫他作品

夏美のホタル

虹の岬の喫茶店

 

読書初心者向け

風と共に咲きぬ/清水晴木

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マイペースに本を読んでその本のあらすじを漫画にして紹介しています。 少しでも本に興味がある人が増えたら嬉しいです。 イラストを描くことと手帳と本が好きです。
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