模写だけでは上達しない?自キャラに落とし込む「模写+@」でオリジナルが描ける練習法
「模写しているのに、オリジナルが描けない…」 「絵柄が安定しない…」
そんな悩み、実は多くの人がぶつかる“模写の壁”です。
どれだけ丁寧に模写しても、いざ自分のキャラを描こうとすると手が止まってしまう。
でも安心してください。
模写に“ほんの少しのオリジナル”を混ぜるだけで、絵の上達スピードは一気に加速します。
私自身、模写だけを続けていた頃はオリジナルに踏み出す勇気が出ませんでした。
しかし「自キャラに落とし込む」という練習法に出会ってから、 描きたい気持ちが自然と湧き上がり、絵柄も安定し、表現できる幅がどんどん広がったりました。
本記事では、その“模写+@”という練習法の魅力と、 初心者でも今日からできる具体的なステップを紹介します。
あなたの自キャラがもっと生き生きと動き出す、そのきっかけになりますように。
この記事で分かること

- 模写だけでは伸び悩む理由
- 模写+@(自キャラ落とし込み)の具体的なやり方
- 自キャラに落とし込むと上達が加速する理由
- “そのまま描かない”ための変換ポイント
- 模写+@で身につく3つの力(観察力・解釈力・表現力)
模写だけでは上達しない理由、オリジナルが描けない原因とは

模写だけで描いていると、 「オリジナルが描けない」「絵柄が安定しない」 という悩みを抱える人がとても多いです。
模写は観察力を鍛えるには最適ですが、 そのまま続けているだけでは “模写→オリジナル” の橋渡しが弱いため、 自分のキャラを描こうとしたときに手が止まってしまうことがあります。
そこで私がおすすめしたいのが、 模写に自分のキャラ(自キャラ)を混ぜ込む「模写+@」という練習法。
この方法なら、模写の良いところを活かしつつ、 オリジナル表現の練習にもなるので、絵の上達が一気に加速すると実感しています。
模写+@とは?オリジナルが描けるようになる自キャラ落とし込み練習法

「模写+@」とは、 模写しながら自分のキャラ(自キャラ)へ置き換えて描く練習法のことです。
ただ模写を繰り返すだけでは、 うまい絵を“再現する力”は伸びても、 自分の絵柄やオリジナル表現に繋げる力が育ちにくいという弱点があります。
そこで有効なのが、 模写の段階で少しずつ自キャラ要素を混ぜていく方法。
たとえば、 YouTubeやXで流行っているダンスやポーズを Vtuberさんが自キャラでオマージュしているのを見たことがあると思います。
まさにあれと同じで、 模写のポーズや構図をベースにしつつ、 服装・体型・雰囲気を自キャラ仕様に変換して描くことで、 模写とオリジナルの距離が一気に縮まります。
私自身、この方法を取り入れてから 「次はこのダンスを自キャラに踊らせたい!」 「この服を着せたら絶対かわいい!」 と、描きたい気持ちが自然と湧き上がるようになりました。
模写の観察力を活かしながら、 自キャラの解釈や表現力も同時に鍛えられるため、 オリジナルが描けるようになる最短ルートだと感じています。
自キャラに落とし込むと上達が早くなる理由、観察力が一気に伸びる

自キャラへ落とし込むと上達が加速する最大の理由は、 「観察力が圧倒的に鍛えられるから」です。
「ちゃんと見て描いてるよ!」と思うかもしれませんが、 実際には “うまい人の絵を見ながら描く”という行為そのものが、上達の第一歩になります。
学生の頃、知らない漢字を見ながら書いて覚えた経験がありますよね。
それと同じで、 上手い絵を見て、形・バランス・流れを正しく観察しながら描くことが、絵の基礎力を底上げするのです。
さらに、自キャラに落とし込むことで 「このポーズを自キャラならどう動く?」 「この服を着たらどんなシルエットになる?」 と、観察した情報を自分のキャラに合わせて再構築する力が育ちます。
この“観察 → 解釈 → 表現”の流れが自然と身につくため、模写だけよりも上達が圧倒的に早くなるというわけです。
模写の題材の選び方、上達につながるモチーフの基準とは

模写の題材を選ぶときに一番大切なのは、「自分が描きたい!」「自キャラにこのポーズをさせたい!」と心が動くものを選ぶことです。
なぜなら、その“わくわく感”こそが練習を続ける原動力になるから。 興味のない題材より、描きたい題材のほうが集中力も吸収力も圧倒的に高くなります。
さらに、上達を目指すならこれまで描いたことのないポーズや、少し難しい構図を選ぶことも重要。
難しい題材に挑戦することで、 ・体のねじれ ・重心の取り方 ・服のシルエット など、普段の絵では気づけないポイントを学べます。
「描きたい気持ち」と「少しの難しさ」。 この2つが揃った題材こそ、上達につながる模写のベストな選び方です。
模写から自キャラ化する方法!初心者でもできるステップ解説

ここでは、私が普段行っている「模写→自キャラ化」までの具体的な流れを紹介します。
① 描きたい題材を選ぶ
題材はYouTubeやXでバズっているポーズやダンスを選ぶことが多いです。
流行っているものは自然と「描きたい!」という気持ちが湧きやすく、 練習のモチベーションが続きやすいからです。
②“そのまま描かない”がコツ:自キャラに合わせて変えるポイント
模写を自キャラ化するときのコツは、「そのまま描かず、自キャラに合わせて部分的に変える」こと。
たとえば、 模写元がスカートのキャラで、 自キャラが男の子ならズボンに変換するという具合です。
服装を変えると、「体型の違い」「シルエットの変化」「ポーズの見え方」なども自然と調整する必要が出てきます。
この“変換作業”こそが、 自分の表現力を広げる大事なステップなんです。
また、 「自キャラはこんなことしない!」 という気持ちが出てくることもありますが、 それは 自キャラへの解釈が深まっている証拠。
逆に、 「意外とこういう一面もあるかも?」 と新しい表現を加えるのも楽しいです。
模写元をベースにしつつ、 自キャラらしさを足していくことで、オリジナリティが自然と育ちます。
模写+@で伸びる3つの力!観察力・解釈力・表現力が同時に鍛わる理由

観察力:うまい人の絵から“気づける目”が育つ
模写+@を続けると、まず観察力が大きく伸びます。
うまい人の絵には、 右肩と左肩の高さの違い、 腕の筋肉の流れ、 服のシルエットの落ち方など、 次の作品に活きるヒントがたくさん隠れています。
模写しながらそれを自分の中に取り込むことで、 「見る力」=絵の基礎が確実に強くなります。
解釈力:自キャラの“らしさ”を理解する力が育つ
模写を自キャラに落とし込む過程では、 「自キャラはこんなことしないかも」 「この子なら逆にこういう動きをしそう」 といった キャラへの解釈が自然と深まります。
これはそのまま他のキャラクターにも応用できる力で、 「この子はスカートを履きそう」 「このキャラならもっと軽い動きをするはず」 といったキャラごとの特徴を読み取る力が育ちます。
表現力:模写にはない“@部分”を描けるようになる
模写元がスカートのキャラでも、 自キャラが男の子なら ズボンに変換する必要があります。
服が変われば、 隠れていた部分を描く必要が出てきたり、 体型の違いを調整したりと、 模写元には存在しない“@の部分”を自分で描く力 が鍛えられます。
これこそが表現力であり、 オリジナルを描くために欠かせないスキルです。
初心者でもできる!自キャラ落とし込みの簡単な練習例

自キャラへの落とし込みは、難しいテクニックがなくても始められます。 ここでは、初心者でも今日からできる簡単な練習例を紹介します。
① バズっているポーズやダンスを模写する
YouTubeやXで流行っているダンス・ポーズ・構図を1つ選びます。
流行っているものは自然と「描きたい!」と思えるので、練習が続きやすいです。
② まずは“そのまま模写”して形を理解する
いきなり自キャラ化しなくてもOK。 最初は、 ・体の流れ ・重心 ・服のシルエット などを理解するために、元の絵をそのまま模写します。
③ 自キャラに合わせて1〜2か所だけ変える
いきなり全部変える必要はありません。 初心者は1〜2か所だけ変えるのがコツ。
例:
- スカート → 自キャラが男の子ならズボンに変える
- 長髪 → 自キャラの髪型に変える
- 表情 → 自キャラの“らしさ”に寄せる
これだけで「模写+@」になります。
④ 慣れてきたら“体型・服・雰囲気”も自キャラ仕様にする
慣れてきたら「体型」「服装」「キャラの性格に合う動き」なども調整していきます。
ここまでできると、 模写元の良さ+自キャラの個性が合わさったオリジナル表現になります。
ここで、私が実際に描いたオマージュ作品も紹介します。
「模写+@」のイメージが掴みやすいと思います。

こちらのオマージュ作品についてはこちらで紹介しているのでこちらの記事も参考にしていただければと思います。


こちらのオマージュ作品についてはこちらで紹介しているのでこちらの記事も参考にしていただければと思います。

比較


模写だけの練習をしていた頃(Before)

模写だけを続けていた時期は、うまい人の絵を“正しく再現すること”ばかりに意識が向いていました。
形は追えるのに、 絵柄が安定せず、オリジナル表現に踏み出す勇気がなかなか出ませんでした。
模写+@を取り入れた後(After)

模写を自キャラに落とし込むようになってから、絵の見え方が一気に変わりました。
模写元の“気づき”をそのまま自キャラに応用できるようになり、
- 線の太さは細くてもいい
- 目の中の光は同系色にこだわらなくていい
など、しぐれうい先生の表現から得た学びが自分の絵柄に自然と溶け込んでいきました。
「このポーズ、自キャラならこう動くかも」 「この服、絶対似合う」
そんな気持ちが湧いて、描くことがどんどん楽しくなっていきました。
結果として、絵柄の安定感も表現の幅も大きく広がりました。
まとめ:模写+@は“自分の絵柄”を育てる最短ルート

オ模写+@は、模写の良さを活かしながら 自分の絵柄・自キャラの魅力・オリジナル表現 を同時に育てられる、とても効率の良い練習法です。
オリジナリティは、いきなり生まれるものではなく、 オマージュやリスペクトの積み重ねの先に自然と育っていくご褒美だと私は思っています。
もちろん、模写対象の規約を守ることは絶対に必要です。
ルールを守ってこそ、模写は「パクリ」ではなく 敬意を込めたオマージュ作品として成立します。
私自身も、描く前に必ず確認するようにしています。
模写+@は、今日から誰でも始められる方法です。 あなたの自キャラがもっと生き生きと動き出すきっかけになったらうれしいです。
使用ツール(iPad Air・Procreate・Apple Pencil・PC)
今回も、いつもの相棒である iPad Air × Procreate × Apple Pencil の組み合わせで制作しました。
Apple Pencilは細かい場所も描きやすく、 私の描き方と本当に相性が良いと感じています。

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